クラビットの内服方法

クラビットは1日1回水で内服しよう

基本は1日1回500mg

クラビットで性病などの疾患を治療する場合には、1日1回500mgを服用することが必要です。クラビットは錠剤タイプの他に粒状がありますが、飲みやすさという点で錠剤が処方されることが多く、250mgと500mgがラインナップされています。500mgの錠剤を1錠飲むか、250mgの錠剤を2錠飲むかについてはどちらでも良いですが、飲み忘れることがないように気を付けて、1回に500mgをきちんと服用することを心がけましょう。

クラビットの服用期間は、基本的に細菌が全滅するまでの服用が必要です。クラミジアや淋病などの性病の場合には、完治するまでにかかる期間は1日から1週間程度が目安となるので、医師から処方されたクラビットは、途中で症状が治まったなと思っても最後まで飲み切るようにしましょう。この薬は即効性があるため、すぐに効果を実感することができますが、症状が治まっても細菌が全滅したというわけではありません。少しでも残っていると増殖するので、クラビットのような抗生物質を飲む場合には、細菌を全滅させて完治するまでは飲み続けることがとても大切なのです。個人輸入でクラビットを購入する場合でも、1週間服用した後に検査キットなどを使って再検査をしてみて、陰性になるまでは飲み続けるようにしましょう。

服用は水で

クラビットに限らず、どんなお薬でも基本的にはコップ1杯の水で飲むようにしましょう。ジュースやコーヒーなどの飲料で飲んでしまうと、中に含まれている成分がクラビットの成分と作用してしまい、薬の効果が半減したり、副作用が出てしまう可能性があります。クラビットの場合には、マグネシウムやカルシウム、鉄と一緒に摂取すると、薬効が軽減するリスクがあるため、できるだけ水で飲むことをおすすめします。水なら、冷たい水でも熱いお湯でも問題ありません。水が嫌な人はお茶で飲んでもOKです。

服用のタイミングは?

クラビットには胸やけや胃もたれ、下痢など消化器系のトラブルに関する副作用が報告されています。そのため、こうした副作用のリスクを少しでも抑えるためには、薬を服用する時には空腹のときは避けて、食事と一緒に服用するのが良いでしょう。どんなものでも、作用が強いものを空腹のときに摂取すると消化器官に刺激を与えすぎてしまい、不快な症状が起こりやすくなります。そのため、食事の直前、または食後すぐのタイミングで飲むのが良いかもしれませんね。もしも食生活が不規則で飲み忘れてしまうことが心配な人は、薬と一緒にパン一切れでも良いので口に入れてあげると、胸やけなどの副作用を抑えることができます。