クラビットの投与量
クラビットは適切な投与量を守りましょう
錠剤は1錠250mgと500mg
クラビットのような抗生物質の服用では、疾患の種類や症状の強さに合わせて必要な投与量を服用することで、短期間での治療効果が期待できます。抗生物質は過剰摂取したり、必要ないのに長期間服用し続けることは、体内で細菌の耐性を作ってしまうリスクが高くなるので避けなければいけませんが、治療に必要な量を服用しなければ早く治る疾患の治療に時間がかかってしまうので、投与量の調整はとても大切です。病院でクラビットを処方してもらう場合には、医師がどのぐらいの量をどのぐらいの期間飲むようにと指導してくれるので心配いりませんが、個人輸入などで入手する際には、投与量に注意しながら服用するようにしましょう。
クラビットは第一三共製薬から発売されている医薬品で、錠剤なら1錠250mと500mgがラインナップされています。粒剤は10%のものが発売されていますが、一般的には錠剤を処方されることが多いですし、錠剤の方がのみやすいので、個人輸入で販売されているものも錠剤が多いですね。
性病治療では1日1回500mg
クラビットの投与量は、どの疾患を治療するかによって異なります。クラミジアや淋病などの性病治療に用いる場合は、1日1回500mgを服用するのが適切な投与量となり、完治するまで1日~1週間の期間で服用することになります。1週間も飲み続けたら耐性ができるのではないかと心配する人が多いのですが、1週間程度の服用で耐性が作られてしまうケースはないので安心しましょう。ちなみに、腸チフスなどの消化器系疾患の治療にもクラビットが使われることが多いのですが、腸チフスの場合には治療期間は2週間程度となるため、クラビット500mgを2週間続けて服用することになります。2週間服用が必要な疾患があるので、性病治療での1週間程度の服用が安全なことは容易に予想できますね。
過剰摂取はNG
性病をクラビットで治療する場合、1日1回500mgの服用はきちんと守りましょう。錠剤1錠が250mgの場合には、500mgの投与量なら2錠必要ということになりますね。個人輸入でクラビットを購入する際には、1日1回500mgを1週間飲み続けることを前提にして、必要な数量を最初にまとめて購入しておくことをおすすめします。購入した分を飲み終えてしまったけれど疾患が完治していないから買い直さなければいけないというのでは、治療期間が長くかかってしまいますし、商品が到着するのを待っている間にどんどん細菌が増殖するため、効率的な治療ができません。